なぜだろう きのうの傑作 今日はクソ


なぜだろう きのうの傑作 今日はクソdiceworks28225

 

なぜだろう きのうの傑作 今日はクソ

すごい曲ができたぞ!と思った翌日に「やっぱダメだわ」となる謎について。

題名の通りですが、まあ音楽つくっている人たちにとっては永遠の議題ですよね。

これについて最近海外のブログで興味深い記事を書いている人がいました。

といっても英語なので、ざっと意味をまとめてみる。

題名「なぜだろう きのうの傑作 今日はクソ

これはなぜ起こるのだろう。まるで誰かが曲をいじったみたいだ。

わたしの名作に何が起こったというのか。

ーいや、曲には何も起きてない。「あなたに何が起きたのか」と問うべきだ。

何度も同じセッションファイルを耳にしていると、はじめどんなによいと思ったアイデアでも、耳は疲れてしまう。すると聴こえ方も変わってしまい、まともな判断ができなくなる。

これを避けるには定期的な小休止が不可欠で、耳を休めなければならぬ。もしサウンドのバランスをとるのにあらゆるトラックのEQを無駄にいじくりまわしてしまうような状況に陥ったら、パソコンを離れて散歩でもしたほうが良い。

自己催眠

ー曲作りに夢中になりすぎて、いわゆる「ゾーン」という高い集中状態になることがある。このとき、脳は頭の中でサウンドのイメージを作り上げ、実際には聴こえていない音を補ってしまうことがある。この錯覚は翌日には消えるので、「あれ、こんな音だったっけ」となる。

この自己催眠を避けるには、一定のループをなんどもなんども聴くのを避けることだ。無用なプレイバックはなるべく避けるということ。プレイバックをするたびに、耳のHPは減り、聴覚は麻痺していく。プレイバックして気になったところは、もう一度再生して確認することは極力さけ、なるべく記憶する。どうしても確認したい時だけ、プレイバックする。

明日はきっと良くなる(Better Tomorrow)

ー今日つくった曲が、明日はもっとよくなる。そうなるためには、なるべく意識と聴覚をニュートラルに保てるようにするのも大事だ。つい興奮して没頭してしまう、それは悪くないことだが、常に冷静な自分も同時に維持しておくこと。やたらEQをいじるようになったり、耳がおかしいかなと思ったら、パソコンを離れて散歩でもしろ。その方がハッピーな明日を迎えられる。

・・・という感じですね。自己催眠というのはまさにそうで、熱中しすぎるほど、翌日聴くと「やっぱダメ」となることが多い。自分の耳が疲れ、判断力が鈍るラインを知っておくのが大事かもしれません。


admin

コメントを残す