ブログではゲーム音楽の研究をしています。
ゲーム音楽は、実は作曲の学習材料として役に立つ部分が非常に多いのです。
・機材のスペック上、最小限の音数で理論を駆使して表現されている
・ゲーム中何度も聴くBGMであるため、短くシンプルで飽きのこない展開が工夫されている
・打ち込みのテクニックが詰まっている
・一曲一曲が短いため、気軽に分析ができる
・少年時代にはまったゲームの音楽なら、楽しんで分析できる
など、ハンディな作曲リファレンスとして最高の素材なのであります。
楽曲分析、コピーは作曲のボキャブラリーを増やすのに欠かせない訓練ですが、
「どの曲を分析したらよいかわからない」
「名曲、または難しい曲を選んでしまい、分析するのがやや重く感じる(お勉強に感じてしまい、やる気がでない)」
という問題が常に発生します。
基本は、個人的に好きな曲を中心に分析をはじめ、徐々に古典やレジェンド、トレンドなど、ジャンルや関心の幅を広げ、分析経験のストックを貯めていくのがよいと思います。
いきなり難しい曲を分析しようと気を張らずに、はじめられるところから少しずつ積み重ねていくのがよいと思います。
そのために、上記のような理由から、ゲーム音楽から始めるのはおすすめです。
何から分析をはじめたらよいかわからない、曲を選んでも重すぎて挫折してしまう、という方は、まずゲーム音楽から気軽に始めてはいかがでしょうか。
ブログでは、ゲーム音楽の中から表現作法として興味深いものを、積極的に紹介していきます。
ゲーム音楽についての詳しい考察はこちらをご覧になってください。